疑問解明

週末 県立美術館「建仁寺展」に行きました
夏は空調の利いた館内はありがたいです
目玉で お目当ての一つ
俵屋宗達の 国宝≪風神雷神図屏風≫は17日から23日の限定展示で
今は模写が展示されています  (いや・・・本物と見分けがつくわけではありませんが・・・残念です!)
もう一つは
海北友松による重文≪雲龍図≫
迫力のある龍の襖絵です
1mの間近で観るのと 4~5m離れて観るのと かなり違いがある スケールの大きさです
豊臣秀吉の正室「ねね」に縁のある特別展です

去年 この美術館の話題(7/26)の中で この建物の階段は不思議だと書きました
岡田新一設計事務所の設計で 昨年20周年を迎えた建物だそうです
今回行った時も どうしても気になって とうとうスタッフの方を捕まえて聞いてみました
「ここの階段はどうして直角ではないのですか?」と   (2008.7.26の写真を参照)
スタッフの方も気づいてなかったようで 面白い発見をしたというようにビックリ顔でした
職員の方(学芸員でしょうか)を呼んでもらい お願いして 聞いてもらうことに
                ・・・・・・・・・・・・後日・・・・・・・
美術館のOさんから報告の電話をいただきました
 城とか寺社などの石段にはこの傾斜がよく使われています
 ”特別の場所へ行く”という意識付けのようなものだと 設計事務所の方のお話です
ということでした
私は 公的な施設なので 福祉の面からも医学的な配慮の一つなのでは?・・・・とか
防災の面で?とか 風の流れに関係あるんだろうか?とか 色々考えて考えて・・・ 気になっていました
話を聞いてみて 少なからずがっかりでした
それは 城の石段の傾斜は ”特別な場所に行く”導入部分というメンタルな意味合いではなく
天守閣を守るために付けられていると 以前聞いたことがあったからです
なるほど階段よりスロープのほうが 上から物を転がしやすいので 納得したことを覚えています

何はともあれ この不思議な角度の階段は ≪特別な場所へのアプローチ≫であるということでした
長い間の疑問が解決されたわけです
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by himatubusi26 | 2009-08-12 23:40 | あ・の・ね