蔵王の樹氷
ここまでは 「おくのほそ道」 王道です
松尾芭蕉は春から秋 約半年をかけて東北・北陸を旅しました
五月雨を あつめてはやし 最上川
有名な「松島や~ ああ松島や まつしまや」
と詠んだのは 同行した弟子の曾良であったとか・・・・・
・・・・・・いよいよ
「おくのほそ道」ではなく 「もっと奥の山道」 あるいは「奥の雪道」
芭蕉は きっと見ていません
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雪原のモンスターです
ドラマチックです
ロープウェーを2基 乗り継いで 標高1700メートルの 山形蔵王です
猛吹雪
顔が冷たいです 完全武装で行ったつもりですが・・・・・
カメラの立ち上がりが遅いです 気がつけば レンズもボディーも氷のように冷たいです
(ここから3枚はレストハウスの中からです)
山頂にはレストハウスがあります
半分くらいの人は ここからガラス越しの観賞
himatubusiも 冷えた体に熱いコーヒーを1杯
<樹氷についてのウンチク 聞きかじり>
樹氷ができるには 3つの条件が必要なのです
1; シベリアからの季節風と 蔵王連峰の地形とでつくりだされる
0度以下でも凍らない 過冷却水滴
2; アオモリトドマツに着雪します
3; 降雪は 多すぎず 少なすぎず
以上の条件を満たす場所は 国内に3箇所だそうです
八甲田山と 奥羽山脈の一部と ここ蔵王です
一般観光客が入れるのは ロープウェーのある 蔵王だけだそうです
見ても 見ても 飽きません
ロープウェー最終便の 一つ前まで眺めていました
今度 いつ来れるでしょうか・・・・・・・・
by himatubusi26 | 2008-02-21 22:07 | あしあと